にしむらフローリスト

５月３０日から始まった店の解体。
太い鉄骨がたくさん入ってしっかりつくられていたので壊すのは厄介でした。
３週間かかってやっと更地になりました。

私には32年間、仕事をした場所であり、数年間は2階で暮らしました。

壊されてゆくのを見て、センチメンタルになるかな・・・と思っていましたがあまりピンときません。

仕事の合間を縫って4日間で引越しを済ませてしまったハードスケジュールで疲れ果ててしまい、感慨にふける間もなかったのが現状です。

解体の前日、解体業者が「下見」に来て、あまりの荷物の多さに「日延べしましょうか？」と言われるほど、片付いていませんでした。
店のスタッフの皆が早朝から深夜まで一緒に片付けてくれて、何とか、建物の中を空にすることができました。
彼女たちに感謝！

30余年にわたり、蓄積された備品、消耗品、書籍、資料、資材、その他諸々は膨大な量でとても仮店舗にはとても収まりません。

ずいぶん、たくさんの「もの」を最初は「断腸の思い」で、しまいには「目をつむって」処分してしました。

それでも仮店舗である「3丁目店」は「店舗」と言うより「事務所兼倉庫」と言った雰囲気になってしまいました。

「花」だけでは花屋は務まらない・・・・・とつくづく感じています。

さて、８月上旬から新築工事が始まり、１２月下旬には木造3階建ての新店舗と住居が完成予定になります。

なお、仮店舗は当店から25mほど先の右側。電気屋さん、蕎麦屋さんの向かいにあります。

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