にしむらフローリスト

先日、岐阜のお花屋さんから｢花キューピット｣でご葬儀の花の注文をいただきました。

そのときに問い合わせを受けました。
｢こちらでは故人と近しい方は生花でなく、おしきびの籠花を出されるのですが、そちらではしきびは扱っていますか?｣

私｢当店ではしきびは扱っていないのでできません。生花でのお届けになります。先様は創価学会の信者さんですか？」

｢いいえ、違います。一般の方です。」

私｢学会葬の場合はしきびだけで装飾することはありますが、一般の方の場合はしきびを飾ることはほとんどありません。生花になります。」

｢では、生花で2基お願いします。社長名と役員名です。社長名のほうを高額にするので一目
で差が分かるようにしてください。」

私｢ありがとうございます。ただ施主様が花祭壇をご希望の場合、芳名板になり、名札が花に立たないことがあります。その店はご了解ください。」

このようなやり取りの後、トルコキキョウ、カーネーション、バラ、胡蝶蘭などで花を作りました。

しかし、しきびを信者でない一般の方でも飾ると言うのは初耳です。知りませんでした。

でも、墓参りに行くとしきびが飾られているお墓をよく見ました。

斎場にお持ちし、2機並べてパチリ。違いが分かるでしょうか・・・?

尚、このご葬儀、芳名版にはならず、花と名札は一緒に並べられたようです。